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エクイン・アメリカ杯(Equine America Trophy)
アラン・ジュファー選手が優勝

 
今回のCSI3*では、アイルランド勢が軒並み表彰台に。過小評価は禁物。
 

Vejer de la Frontera 10月22日(金)-スイスのアラン・ジュファー選手は、最近、オクトーバー・ツアーに参加したばかりですが、高い評価を得ています。この日のハイライトはエクイン・アメリカ社がスポンサーとなった1.45mビッグ・クラス。ここでジュファー選手は見事に表彰台の頂点に立ちました。このクラスは、ここデヘサ・モンテンメディオのメイン・アリーナで開催されました。ジュファー選手は、才能あふれる12歳のウェストファリア種、Cornet MM号に騎乗し、日曜日に同じアリーナで開催されるアンダルシアン・グランプリ・クラスに向けて、危なげない走行を見せてくれました。この人馬は、5*ネーションズやワールドカップを含む多く試合で成功を収めており、改めて紹介する必要はないでしょう。この騙馬はマーリス・ミューヘンバッハ氏が所有しており、最も優れた種牡馬であるCornet Obolensky号の血を引いています。ジュファー選手は、2020年の夏から友人であるスティーブ・ゲルダット選手と共にエルグに拠点を置き、二人三脚で騎乗、指導、トレーニングを行っています。
ネイションズ・カップに向けて、アイルランドの選手たちの連勝は目を見張るものがあります。アイルランドを止めることはできません。 今日は若手ライダーのフランシス・ダーウィン選手がAHG Whiterock Cruise Down号に騎乗し、2位に入賞しました。この馬は、アン・ファノン・クランシー氏が交配した12歳のアイルランド産の騙馬で、オーナーのダーウィン家にとっては、6歳の頃からの成長を見守りながら、幸せな時間と数々の素晴らしい結果をもたらしてくれました。フランシス・ダーウィン選手の妹、ケイト・ダーウィン選手は、2019年にこの馬でヨーロッパのヤングライダー・チャンピオンになりました。その後、フランシス・ダーウィン選手は、今年の夏にポルトガルのヴィラモウラで開催されたヨーロッパ選手権で5位になったチームの一員として、この馬で国際的なキャリアをスタートさせました。
3位に入ったのは、エクイン・アメリカ社がスポンサーする英国人ライダー、マシュー・サンプソン選手といつもパートナーを組んでいる12歳のEbolensky号(父・Clinton号、母の父・Heartbreaker号)でした。サンプソン選手はこの馬と5*クラスでの数々の好成績をあげており、この人馬は来週のネーションズ・カップの英国チームの一員となります。サンプソン選手とEbolensky号という素晴らしいペアを、再びネーションズ・カップで見られるのは非常に楽しみで、会場の緊張感ははやくも高まっています。

アイルランド選手の活躍は続きます。1.40mクラスでマックス・ワックマン選手とIkaros号が優勝しました。 Ikaros号は、Chelltago Z号を父に持つ9歳の騙馬で、クールモア社が所有しています。 ワックマン選手はシアン・オコナー選手と共にトレーニングしており、ジャンプオフでは見事な走行で、参加した他の16人馬を打ち負かしました。

アイルランド選手は次々と勝利を重ねます。1.30mのクラスでは、ジェフ・カラン司令官とDowth Hall号が、今回のオクトーバー・ツアーで参加した5つのクラスで3つ目の勝利を収めました。 Dowth Hall号はFlex a Bill号を父に持つ11歳のアイルランドの騙馬で、この高さのクラスでは特に強さを見せつけています。走行タイムも非常に速く、またとてもケアフルな飛越を見せています。

アイルランドの活躍はまだ止まりません。1.20mではアイスリング・バーン選手(アイルランド)が非常に足の速いのCeleste SPB Z号で優勝しました。バーン選手はこれまでのツアーで素晴らしい成績を収めており、彼女の厩舎にはたくさんのロゼットが並んでいます。

7歳のヤングホース・クラスでは、8歳クラスにむけて馬たちが着実に成長していることが確認されました。 今日のトップ争いは、マシュー・サンプソン選手が、これまでも安定した成績を残しているJacks O号を駆り、表彰台の一番上に立ちました。 2位はキム・エンメン選手(オランダ)とAstrid’s Lad号でした。このコンビは2月に開催された第22回サンシャイン・ツアーで今年の7歳馬の決勝戦で優勝したこともあり、モンテンメディオではよく知られた存在です。3位には、イタリアのルカ・モネタ選手が、今回も非常に安定したパフォーマンスを見せたのEpic号に騎乗して入賞しました。

5歳馬クラスでは、上位2位にスペインの選手が入りました。二段階スペシャル方式で実施されたこのクラスの優勝はホセ・アントニオ・ガルシア・ダイアナ選手とCladdagh Hesa号(スパニッシュ・スポーツ・ホース、父はClarimo – Holst号)でした。100分の1秒差でマリアーノ・マルティネス・バスティーダ選手がKannan号を父に持つKapalony Z号で2位となりました。

明日の競技開始は9:00、1.40mのビッグ・クラスから始まります。14:00にはラ・エクイナ社がスポンサーを務める1.45mのビッグ・クラスが開催されます。このクラスはロンジン・ランキング・クラスです。

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