OXER SPORT 情報05

 
 

ロンジン・グローバル・チャンピオンズ・ツアー マドリッド・グランプリは
無敵のOlivier Robert へ

 

 

グローバル・チャンピオンズ・リーグ・ファイナル、Grupo Eulen杯はShanghai Swansの手に
Madrid in Motionは2位

 

 
ロンジン・グローバル・チャンピオンズ マドリッド・グランプリの覇者Olivier Robert 選手
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ロンジン・グローバル・チャンピオンズ・ツアー マドリッド・グランプリはOlivier Robert選手が制しました。Vivaldi des Meneaux号で素晴らしい走行を見せ、参加選手の感情がぐっと詰まった最高難度のクラスを制しました。Robert選手はフランス出身、国際大会で注目を浴びるのは初めてのことでした。Santiago Varela氏の設計した複雑なコースを減点ゼロで走行したのは僅か2人馬のみ。短く、簡潔なジャンプオフは一騎打ちとなりました。2位になったのは英国のScott Brash選手とHello Jefferson号。Robert選手よりも2.52秒遅いタイムでした。アイルランドのDarragh Kenny選手は、一回目走行で最終障害を落下させてため、ジャンプオフには進出できませんでしたが、最近乗り始めたばかりのVDL Cartello号で最も速いタイムをたたき出しました。Kenny選手は、この直前、チーム戦でParis Panthersが3位に入り、表彰台に上っていましたので、これがこの日、2個目の銅メダルとなりました。

3日間にわたる大会で最もエキサイティングなこの競技、高さ160㎝の障害からの、技術力を要するコンビネーション障害、箱物障害、水濠障害と続き、最後のラインは垂直障害とトリプルでした。ここで多くの選手が躓きました。落下の数は33、そして、3選手が失権となりました。

グローバル・チャンピオンズ・リーグの第二戦を制したチームはShanghai Swansでした。今回、ドイツのChristian Ahlmann選手と、オーストリアのMax Kühner 選手が非の打ち所のない走行を観客に披露し、二回走行減点ゼロというドーハでの成功をここでも再現しました。両選手は、Club de Campoでのファイナル、CSI5* Eulen杯(160㎝)には馬を変えて臨みました。結果は金曜日と同じ、減点ゼロ。今回はAhlmann選手はDominator 2000 Z号、Kühner 選手がElektric Blue P号に騎乗しました。この国際戦の第一戦では、Valkenswaard United が数秒差の接戦でShanghai Swansから金メダルを奪って優勝しましたが、ここで形勢は逆転。Marcus Ehning選手とPeder Fredricson選手は5位になりました。

2位は地元チームであるMadrid in Motion。Maikel van der Vleuten選手とBeauville Z号が難コースを減点ゼロで走行、同選手の父親であるEric van der Vleuten選手とWunschkind 19号は減点4で走行しました。この大会が始まる前は、この地元チームのランキングは8位でしたが、素晴らしいパフォーマンスを発揮した2日間の後、グローバル・チャンピオンズ・リーグのランキングは3位に浮上しました。銅メダルはParis Panthersの手に。Harry Smolders選手とBingo du Parc号とDarragh Kenny選手とVDL Cartello号はこの日共に減点ゼロで走行しました。Shanghai Swansと共に、この日、ひとつの落下もなくゴールできた唯一のチームでした。