OXER SPORT 情報08

 
 

CSI 2*サンタンデール 第一日目の星はフランス

 
スペインの夏の恒例行事となったサンタンデール国際障害馬術競技大会。
伝統あるPalacio de la Magdalenaの芝馬場にて、本日(6/25)金曜日に開幕しました。
 

 
 
開幕初日は、3つのクラスで競技が開催され、計81人馬が参加しました。素晴らしい夏の日、まるでケーキの最後の飾りつけのように輝いたのはThe Marseillaise。ライダー、馬、観客のまさに全員が、素晴らしい施設での一日を満喫できるようなパフォーマンスを見せました。

この日の目玉はスズキ杯。ここでOlivier Camy Sarthy選手とCarlo Mouche号は他に有無を言わせないパフォーマンスを見せました。タイムは驚異の64秒43、減点ゼロで首位に立ちました。これに続いたのはアストゥリアス出身の Gerardo Menéndez選手とDeus de Tus号。このペアも素晴らしい走行を見せましたが、フランスのペアには2秒、及びませんでした。
3位はスペインのJosé Bono選手とまだら模様のAli Baba HT号。ハーモニーの良さを確認するような走行でした。
この競技に出場した23人馬中、減点ゼロで走行したのは僅か7人馬でした。
大会期間中、コースデザイナーの責任者を務めるのはJavier Trénor氏です。この芝馬場を北部スペイン地域最高に見せなければならないという重責を担っています。開幕前の数日間、かなりの降雨量があったにも関わらず、初日の今日のコースのコンディションは良好でした。
 
 

 
 
本日2つ目の競技、Ayuntamiento of Santander杯の主役はアストゥリアス出身の若きライダー、Alejandro Álvarez Gutiérrez選手でした。Little Chap S号に乗り、120㎝クラスで1位に飛躍。2位、3位はそれぞれ、メキシコのÁngela González Muñoz選手と、Caixabank Grand Prixを2度制した名選手の弟子で、サッカーチームAtlético de Madridのイメージライダー、 Elena Gandía選手でした。
 
 

 

 
 
マドリッド出身のLuis Márquez Méndez選手もこの朝、XXI CSI Santander緒戦で初の表彰台に。Luis Márquez Méndez選手は以前、Julio Arias厩舎にいたことのある11歳のViace Houston DH Z号とともにCanalsa杯を勝ち取り、José Manuel Riancho選手の記憶に捧げるとしました。
 
 

 
2回走行で争われた130㎝の2位は、Kevin González de Zárate選手、3位はCSI サンタンデールの昔からの常連で、Carlo SAM号に騎乗したフランスのAlexandre Boudarel選手でした。
 
 

忘れられない家族の思い出となる週末

スペインの夏のシーズンの幕開けとなる
スペインのサマーシーズンの幕開けとなるこのイベントは、今年もカンタブリア地方の施設で、家族全員が楽しめる素晴らしいエンターテイメントを提供します。また、今回はCaixabankの協力により、小さなお子様も楽しめるようにポニーが登場し、最高の景色を楽しむことができます。
全ての競技の様子は、ClipMyHorse.tvにてライブ中継されます。