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CSIOバルセロナ、再び馬術界の中心に

 

 

  • 今週金曜日、第109回目を迎えるスペインで最も伝統ある国際スポーツイベントがはじまります。
  • 東京オリンピックで金メダルを獲得し、人気を集めるスウェーデン・チームもCSIOバルセロナ2021に参加します。
  • また、5年連続でPoloPark ESTRELLA DAMMが帰ってきます。Real Club de Polo de Barcelona(RCPB)のポロ・フィールドと20,000㎡の敷地では、大人も子供も楽しめるクリエイティブな企画や音楽、トレンド、食、エンターテインメントを提供するフェスティバルが行われます。
  • 9月29日、バルセロナ – CSIOバルセロナが華々しく戻ってきました。CSIOバルセロナのプレジデント、Santiago Mercé氏は次のように言いました。「109回目の開催となる今回は、世界のトップ10のライダーのほとんどが参加します。Daniel Deusser選手、Martin Fuchs選手、Marlon Zanotelli選手、Henrick von Eckermann選手、Jerome Guéry選手そしてSteve Guerdat選手です」。スペインで最も伝統ある国際スポーツイベントは、10月1日(金)から3日(日)まで、Real Club de Polo de Barcelona(RCPB)で開催され、豪華な人馬が集まります。

    3日間のイベントでは、計6競技が開催されます。なかでも最も注目を集めるのは、Longines FEI Jumping Nations CupTM 最終戦です。最初の予選ラウンドを通過した上位8か国は、日曜日に行われる決勝戦に直接駒を進め、残りの7か国は、土曜日のChallenge Cupで競います。個人戦では、Negrita Cup、CaixaBank杯、そしてCopa de SM la Reina- Segura Viudas杯が土曜日に開催されます。

    CSIOバルセロナ2021が成功裡に終わるよう、大会期間中を通じて、参加者・来場者に対しては健康管理当局の定めたルールが厳格に適用されます。

    東京2020オリンピック大会からCSIOバルセロナへ

    Longines FEI Nations CupTM障害飛越競技最終戦の出場権を得た15カ国が、前回王者のアイルランドの後を継いで表彰台の頂点に立つために競い合います。出場15か国は、ドイツ、ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、イギリス、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイス、アメリカ、ウズベキスタン、そして開催国のスペインです。
    東京オリンピックで金メダルを獲得したスウェーデン・チーム、ヨーロッパ・チャンピオンに輝いたスイス・チーム、世界ランキング1位のDaniel Deusser選手とヨーロッパ・チャンピオンに輝いたAndre Thieme選手を擁するドイツ・チームに特に注目が集まっています。

    オランダ・チームには、前回の個人戦で銅メダルを獲得したMaikel van der Vleuten選手がいます。また、個人レベルでは、アルゼンチン、バーレーン、コロンビア、ポルトガルから女性選手も含め参加しています。

    RCPB会長のCurro Espinós氏は、「オリンピック・チャンピオンに輝いた馬たちが、1992年のバルセロナ・オリンピックを開催するために作られた一流の施設に凱旋する」と述べて歓迎の意を表し、イベントを開始しました。

    RCPBは、連帯プロジェクト『Cabalgando la Vida(※Riding for Life、「命のために乗る」の意)』を推進

    RCPB財団会長のEmilio Zegrí氏は、「109回目の開催となるこの大会では、連帯プロジェクト『Cabalgando la Vida』と連携し、社会に対する関心の高さを示すつもりです。このプロジェクトは、バルセロナで良い社会的な影響をもたらそうとするもので、がんと闘って治療を受けたこどもたちのためのこころのケア(ヒポセラピー)の研究をしえんするものです」と説明しました。

    カタルーニャ州スポーツ・身体活動事務局の地域スポーツ活動責任者であるSanti Siquier氏は、「CSIOバルセロナは、この街にとって宝物のような存在であり、世界中のライダーを魅了する、非常に重要なイベントです。困難な日々を乗り越え、今年、再び大会を開催することができたのは、大会主催者ならびにRCPBの皆様のおかげです。

    バルセロナ市議会の宣伝およびスポーツイベント・ディレクターであるGabriel Arranz氏は、この大会とバルセロナ市が結びつきによって、バルセロナが国際的な馬術の中心地となっていることに感謝しています。「RCPBは、CSIOバルセロナ大会を再び開催することを可能にしてくださいました。バルセロナ市議会として敬意を表します」。

    Santi Serra氏によるパフォーマンス『Equestrian Breeze』

    Santi Serra氏の心躍るようなショーも、大会の魅力の一つとなります。大会期間中の週末、5度にわたって公演が行われます。ナチュラル・ドレッサージュで国を代表するような存在で、下位部からの支援を一切避けているSerra氏。ジェスチャー、表情、音を通じて人間と馬の間に絆を作ります。CSIOバルセロナでは、未公開の演目Secram Showsが初演されます。犬や鷹と共に、友好的で従順で繊細な動物である馬の本質をご覧いただきます。

    Polo Park ESTRELLA DAMM ~ あらゆる観客のためのエンターテインメント

    CSIOバルセロナのお祭りムードに合わせ、RCPBは前回同様に2万㎡のポロ競技場をESTRELLADAMM Polo Parkに提供しました。家族向けの空間として、フード・フェス、大規模なマーケット、ブランド・ヴィラード、昔ながらのポニー・パークを備えた小さな子供向けのキッズ・パークなど、あらゆる種類のアクティビティが行われます。今回のイベントでは、バルセロナ最大の緑地であるポロ競技場で行われる障害飛越競技大会では、小規模なショーや音楽コンサートも毎日行われます。

    また、前回に引き続き、自然派ドッグ&キャットフードブランドのNature’s Variety社によるアジリティ大会も開催されます。Nature’s Variety社は、ペット連れのお客様に、ペットと一緒に中央アリーナにお越しいただき、アジリティ・アクティビティにご参加いただいたり、新製品のフードをお試しいただく機会をご用意しております。また、バルセロナ市都市警備隊の騎馬部隊による伝統的なショーもご覧いただく機会が設けられています。

    写真: Nacho Olano.
    ダウンロード: https://we.tl/t-LudbesT2WK

    http://www.csiobarcelona.com