OXER SPORT 情報19

 
 

 
 

CSI3* オクトーバー・ツアー初日は大盛況

 

 

Vejer de la Frontera 10月21日(木)-今日、行われた競技で最も高いクラスは1.45mでした。この競技はデビッド・ブルームにちなんで名付けられた芝馬場で行われました。今日のコースは、フランスのコース・ビルダー、セドリック・ロンギス氏がデザインしたもので、12障害・14飛越の構成となっており、なかには上に横木がかかった水濠障害を飛ぶオプションもありました。
アイルランド選手の活躍が実に目立ちました。先週日曜日に行われたCSI2*では、マックス・オライリー選手が見事に優勝しましたが、今日は再びショーン・モナハン選手が優勝しました。21歳と若いショーン・モナハン選手は、デイジー・ダガンズ選手の所有する8歳のスーパー牝馬、EMS Adelaide号(父・Mermus R)に騎乗。この人馬の走行タイムは僅か65.98秒。66秒、いや、67秒を切った唯一の人馬となりました。スペインのケヴィン・ゴンザレス・デ・ザラテ選手とRecesvinto号は、走行タイムだけで見ると非常に速い63.82秒を記録しましたが、3落下があり上位から脱落。モナハン選手とEMS Adelaide号は、国際大会に計12回出場し、そのうちなんと5回も優勝しています。
表彰台の残りはアメリカ選手が締めました。2位はシャーロット・ジェイコブス選手とジェイソン・ヒギンズが所有するRincoola Milsean号(父・Aladatus Z、母の父は、なんとあの有名な牡馬Cruising)、3位はジュリー・ウェルズ選手といつもコンビを組んでいて大きな成功を収めている10歳の牝馬Greatfull号(ウェストファリアン、Congress 4の産駒。チェリーノール・ファーム所有)でした。

今日のアメリカ選手の活躍は、これにとどまりませんでした。ビッグ・クラス(1.40m)では、アメリカ選手が表彰台を独占。 バルカナ・デュ・ティラー選手はいつも騎乗しているOlivia Chowdry号とともに、今シーズン何度か勝利を収めています。 この牝馬はKannan号の血を引いており、足も速く、前進気勢が旺盛で、Atlas Equine Holdings LLCが所有しています。この人馬の無駄のないクリアな走行は、103人馬のエントリーがあった熾烈な競争の中で、十分に勝利に値するものでした。
ヘザー・カリスト=ウィリアムズ選手は、ホセ・ラロッカ氏所有の10歳の騙馬、Stakkato産駒のMarciano MVFに騎乗して、このクラス2位に入りました。 3位にはオリンピックに出場したローラ・クラウト選手が、セント・ブライド・ファーム所有の10歳のKWPN騙馬Galliano VM号(父・Ukato号)に騎乗して入賞しました。入賞したトップ・ライダーたちは、マルコス・ニュニェス氏が『ヒックステッド』と名付けられた芝馬場に作ったコースをしっかりと攻略して走行していました。
ローラ・クラウト選手のこの日の活躍は、これにとどまらず、1.35m級のミディアム・クラスでも3位に入賞しました。 このときクラウト選手が騎乗したSeleste BZ号は、セント・ブライド・ファームが所有し、Spartacus TN号を父に持つ8歳の牝馬でした。87人馬が出場して混戦となったこの競技、2位に入ったのはイタリアのフィリッポ・ルピス選手とDollar Boy O号。1位はイスラエルのレジス・ヴィラン選手とNumero Uno産駒の牡馬、Dreamer de la Pointe号でした。 ヴィラン選手とDreamer de la Pointe号はスタートから積極的な走りを見せ、できる限りショートカットをする素晴らしい走行でした。このペアは、60秒以下でクリアした唯一の人馬であり、先週のCSI2*でもこのクラスで優勝しています。

ヤング・ホース向けの試合もこの日開催され、トレーニングと成長を続けていました。7歳クラスでは、素晴らしい走行が見られました。このクラスで1位と2位を獲得したのは、イタリアのルカ・モネタ選手でした。モネタ選手は、1位に輝いたのは、Epic号で、先週の日曜日に優勝した牝馬のJolie Coeur D’Avril号をわずか100分の1秒差で上回りました。Epic号は、スイスのブリジット・スターン氏が所有する騙馬です。父はCon Air 7号でフレンチ・スタッド・ブックに登録されています。 Jolie Coeur D’Avril号(ZVCH)はArko号の産駒で、母の父はNabab de Reve号です。2頭とも、2020年初頭にモネタ選手と一緒にトレーニングを始めて以来、着実な成長を見せています。

ヤン・ヴィンキエ選手が騎乗したKanula号が6歳クラスで優勝しました。この牝馬の父は非常に有名なKannan号であり、母の父はQuidam de Revel号です。

明日の競技開始は9:00です。明日も一日を通して、たくさんの競技が行われます。ライブ中継は公式チャンネルClipMyHorse.tv、当社ウェブサイト、そしてサンシャイン・ツアー・アプリでご覧いただけます。

写真のダウンロードはこちら: https://we.tl/t-toNI21LJUc
©Moises Basallote / Ahmed Photography

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