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ラ・エクイナ(La Equina)杯はブラジルの独壇場

 

 

Vejer de la Frontera 10月23日(土)-ラ・エクイナ社がスポンサーとなっているロンジン・ランキング・クラスは、1.45mのビッグ・クラスで、基準表A(FT)で行われました。 コース・デザイナーはセドリック・ロンギス氏、12障害14飛越で構成されました。 来週のネーションズ・カップに向けて、多くの選手がこのクラスに参加していました。減点はコース全体にばらけていました。
このクラスには今年の東京オリンピックで銀メダルを獲得したアメリカ・チームの一員、ローラ・クラウト選手が登場。鞍下に配したGalliano VM号は非常に几帳面な馬で、クラウト選手は明らかに勝ちにいっていました。これは、コース前半のダブル障害に向かっていく急回転で、誰よりも鋭く回転し、後続の人馬も彼女にかなう回転をした人はほとんどいませんでした。クラウト選手は、そのときトップに立っていたマシュー・サンプソン選手とGonneticut号(イギリス)を100分の20秒弱の差をつけてゴールしました。残すところ3人馬となって、クラウト選手とサンプソン選手が表彰台に立つのは間違いない、これで決まりだ、と思われました。
しかし、参加81人馬の残り3人馬となったところで、ブラジルの才能豊かなライダー、ペドロ・ベニス選手がアリーナに登場、クラウト選手よりも1秒近く速いタイムでコースを文字通り飛び回りました。そして、ベニス選手とNimrod de Muze Z号が今日の勝者になると思われました。最後は、もう一人のブラジル選手、フェリペ・アマラル選手でした。アマラル選手は14歳のKWPNの牡馬、Germanico T号に乗って登場しました。 スタートからこの人馬はまさに全力を尽くしました。非常に速い走行、回転も素早く、障害を着地した瞬間からの加速。最終的にはベニス選手のタイムを1秒近く縮めてのゴール。クラウト選手は2秒遅れの3位となりました。

ローラ・クラウト選手は現在、世界ランキング17位で、順位はどんどん上がげているところです。今日、クラウト選手はさらに1.40mクラスで、KWPN9歳の牝馬Haley号と共に2位を獲得しました。この牝馬の父はQuality Time TN号で、今回のオクトーバー・ツアーで2勝しているイスラエルのレジス・ヴィラン選手に次ぐ2位となりました。優勝したヴィラン選手が騎乗したのは、Ustinov号の産駒、10歳のBerline Cece号でした。

1.35mのミディアムクラスでは、イギリスのトップ2が活躍しました。エレノア・ホール・マカティア選手がHello Franklin号で1位となり、同じくイギリスのジョセフ・クレイトン選手と10歳のUnex Garcon de Lui号(この馬は先週、ティム・グレドリー選手と一緒にこの大会に出場)を破り、このコンビでの国際戦初勝利を飾りました。3位はキム・エンメン選手とGiorgino 4号でした。

ジェフ・カラン司令官(アイルランド)とカタリーナ・ダウナー選手(ウクライナ)が、1.30mと1.20mのクラスで、それぞれDowth Hall号とExcel号で優勝しました。

ヤングホース・クラスでは、またしてもスペインの選手が上位2位を占めました。 6歳馬クラスで優勝したのはアイバン・セラーノ選手とCormira号(父はP&S Z号。その父はCornet Obolensky号)でした。2位はアントニオ・マリニャス選手とKingston Express号でした。ジオテキスタイル(繊維シート)の馬場で行われたこの6歳馬クラスには70頭のエントリーがありました。芝生で行われた5歳馬クラスには35頭のエントリーがありました。5歳馬クラスでは、ホセ・アントニオ・ガルシア・ダイアナ選手がCladdagh Hesa号(父はClarimo – Holst号)が優勝、2位はマリアーノ・マルティネス・バスティーダ選手とSherlock号でした。

CSIO3*は明日14時30分からのアンダルシア・グランプリで終了します。明日は8つのクラスが開催され、非常に忙しい3週目を終えます。選手も観客も、次週のネイションズ・カップを楽しみにしており、興奮が高まっています。 ライブ中継は、サンシャイン・ツアー・アプリ、公式チャンネルClipMyHorse.TV、ウェブサイトでご覧いただけます。

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