OXER SPORT 情報16

 
 

 
 

マリアーノ・マルティネス・バスティーダ(Mariano Martínez Bastida)選手は引き続き無敵の優勝
CSI2* 1.45m Longines Ranking – カトゥナンブー(Catunambú)杯

 

 
Two horses by Quick Star take top places on the podiums

Vejer de la Frontera 10月15日(金)― マリアーノ・マルティネス・バスティーダ選手は、先週の日曜日に行われたスペインのアブソリュート・チャンピオンシップ(Absolute Championships)で3位入賞を果たすなど、絶好調の活躍を見せています。 昨日は、Quick Star号産駒のQuicksilver号に騎乗し、1.45m Big Classで優勝しました。そして今日は、同じQuicksilver号に騎乗し、カトゥナンブー(Catunambú)のスポンサーするLongin World Rankingクラスの10月ツアー緒戦で優勝し、再びステップアップをみせました。 マリアーノ・マルティネス・バスティーダ選手は、ムルシア出身でマドリッドを拠点としています。世界的に有名なデビッド・ブルーム・アリーナの芝の上で行われたこのテスト戦で、同選手は猛烈な速さの走行をみせました。 Quicksilver号にとってこの馬場は勝手知ったる場所。芦毛の同号は飛ぶように走り、踏切も完璧。僅か61.83秒でコースを走行しました。
これに次ぐタイムをたたき出したのは、この数年間、大きな大会で勝利しており、このツアーでも有名なマシュー・サンプソン選手(イギリス)でした。サンプソン選手のベストをもってしても、走行タイムは63秒39にとどまり、スペインのスピード・キングにわずかに及びませんでした。 サンプソン選手が騎乗したのは、Conthargos産の11歳のConnecticut号でした。この人馬は、競技を始めてまだ数ヶ月ですが、2*と3*の国際大会で表彰台に上がるなど、すでに複数の好成績を収めています。 この人馬がバスティーダ選手とQuicksilver号に挑戦し、トップの座を奪うことができるかどうか、この数週間の成長が非常に楽しみです。 ブラジル人ライダーのフェリペ・アマラリス選手は、昨日と同じ表彰台で3位に入りましたが、別の馬に乗りました。 昨日は愛らしいGermani T号に騎乗しましたが、今日はブラジルで繁殖した経験豊富な10歳のAndroide 3K号で3位に入りました。

ミルトン・アリーナで行われた1.35mクラスは、70名のエントリーがあり、2段階のスペシャル・クラスとなりました。 また、今回表彰台を締めたのは女性となりました。 スペイン人ライダーのアインホア・マネロ選手は、やはりQuick Star産駒のTurquoise D’Ivraie号に騎乗して優勝しました。これでこの種牡馬(Quick Star号)からの2つの大きなクラス優勝馬が誕生したことになります。マネロ選手は昨日、Fortin号に騎乗して1.35mクラスを驚異的な速さで走行し、優勝しましたが、今日も2位のライダーを大きく引き離して優勝。走行タイムの速さが求められる戦いでも才能を発揮しました。 2位と3位には2人のスウェーデン人選手が入りました。いずれの選手も非常に速いタイムで走行しました。2位はフィドラ・バーグレン選手で、HP Stables B.V.所有のCannabis Z産駒のChanteric Peu DM Z号という8歳馬に騎乗しました。

同じくミルトン・アリーナで開催されたミディアム・ツアー1.30mクラスでは、Dreamer de la Pointe号に騎乗したイスラエル人騎手のレジス・ヴィラン選手が優勝しました。ヴィラン選手は昨日のこのクラスで3位に入賞しており、CSI2*の見事なスタートを切りました。今日はリラ・ブレムナー選手(イギリス)が再び2位に入りました。騎乗したのはフランス・スポーツホースのCocktail D’Azur号でした。3位はイタリアのソフィア・マンゼッティ選手と愛らしい騙馬Cansino号(Cassinu産駒)でした。

1.20mのスモール・クラスは、スペインのヴェロニカ・ヴィラモール選手がAbbatia de Pravia号に騎乗して優勝し、このクラスの常連であるイギリスのケイレイ・ワッツ選手とHello Zachary号が2位となりました。1.10mクラスはアイルランドのアイスリング・バーン選手がWellview Lucy号で優勝しました。
マット・サンプソン選手は、7歳クラスで、しっかりした馬体を持つ騙馬Jacks O号でもう一つ、成功を収めました。この馬は、鹿毛のKWPNで父はI M Special De Muze号、母の父はNumero Uno号です。2位と3位には、ルカ・モネタ選手がそれぞれEpic号(父はCon Air7号)とJolie Coeur D’Avril号(父Arko、母の父Nabab de Reve)で入賞しました。
モネタ選手はEpic号について「この馬は、この馬を繁殖させたブリジット・スターン氏を通じて見つけました。ブリジットのライダーは、私の教え子であるパトリシア・セグラ選手です。彼女はこの馬で、このツアーの5歳・6歳馬クラスに参加していて、ここでこの馬の素質の高さを目の当たりにし、才能を伸ばして更に上のクラスにもっていくべく、私にチャンスをくださいました。 そして、実のところ、私はこの馬にすっかり夢中になりました。お行儀も良く、そしてとても勇敢な馬です。 この馬はとても幸運なキャリアのスタートを切りました。このサンシャイン・ツアーに5歳の頃から出場したことで、最高の方法で、スキル、そして大きな勇気ある心を伸ばしています」。

今日の5歳馬クラスは、非常に広い芝のメイン・アリーナで行われました。33人馬がエントリーし、うち28人馬が減点ゼロで走行するという良い結果になりました。この行儀は2段階方式の特別クラスで、最も走行タイムが速かったのは、イギリスのレオ。・ラム選手と騙馬のAcapella号(父Action Breaker、母の父Kannan)。

明日の競技開始は9:30。結果はライブでサンシャイン・ツアーのウェブサイトまたはアプリから配信するとともに、ClipMyHorse.tvでも配信されます。