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デヘサ・モンテンメディオ(DEHESA MONTENMEDIO)に世界最大のリムーバブル・アリーナが登場

 

 
サンシャイン・ツアーのダイレクターであるテレサ・ブラスケス(Teresa Blázquez)氏は、75万ユーロを投じ、1月に落成予定の新しい馬場について、「デヘサ・モンテンメディオにとって、ケーキの仕上げ飾りのようなもの」と話しました。

Vejer de la Frontera 10月15日(金) ― デヘサ・モンテンメディオは、ヨーロッパ最大の馬術施設で、既に20以上の芝馬場や砂馬場があります。これに加えて、世界最大の取り外し可能な障害飛越競技用のインドア・アリーナが設置されます。

この新しいインドア・アリーナには、75万ユーロが投じられました。11月には準備が整いますが、落成は1月の競技会からとなります。新しいインドア・アリーナがあれば、天候が悪いときにも競技を行うことができ、また、取り外し可能であることから、汎用性と機能性にも優れています。

長さ90メートル、幅45メートル、総面積5,850平方メートルのこの建物は、ポリエステル繊維の膜にPVCをコーティングし、高周波ウェルダー加工されたケダー付きの2層構造の屋根が付いています。この2つの層が空気室を形成し、高い断熱性と耐風性を実現しています。

サンシャインツアーのディレクターであるテレサ・ブラスケス氏は、「この新しい馬場は、デヘサ・モンテンメディオにとってケーキの仕上げ飾りのようなもの」と話しました。「私たちはこのインドア・アリーナを作ることをしっかりとお約束しました。なぜなら、これで完璧な仕上げとなるからです」と述べています。

ブラスケス氏が曰く「サンシャイン・ツアーの成功のポイントのひとつは、他の地域では天候的に屋外馬場で競技ができなくなる時期に、ここがヨーロッパのオアシスになるということです。皆さん、ここに来れば、屋外で確実に競技ができることをご存知です。これは若い馬には欠かせません。経験の浅い馬がこの試合にやってきて、モンテンメディオをより良い状態になって去っていきます。新しいインドア・アリーナができれば、インドア・アリーナと他のアリーナを交互に使用することができます」。

スペイン馬術連盟のハビエル・レヴエルタ(Javier Revuelta)会長は、デヘサ・モンテンメディオで開催されたスペイン障害馬術選手権大会の際に、この工事の進捗状況を直接確認し、スペインの馬術競技にこのような規模の新しい施設ができたことに非常に満足していました。