大久保登喜子 TOKIKO OKUBO
長年にわたって、「乗馬ライフ」「馬術情報」などの編集・制作に携わり、国内外の馬術競技会や、馬のイベント、選手、馬に携わる人たちを取材、交流を続けている国際馬術ジャーナリスト。著書に「ヨーロッパ夢の競馬場 ぜ〜んぶ馬の話」、翻訳書に「クラウス・フェルディナンドの触れ合い調教法 馬と踊ろう」、「ホースライディングマニュアル」などがある。
5月末のローマCSIOの記事で、アメリカのロックの王者ブルース・スプリングスティーンの娘、ジェシカ・スプリングスティーン(27歳)が出場したと書いたが、パパも愛娘の競技を観戦していた。
ジェシカは5スターのロレックス・グランプリで、44名出場中、上位11名だけが進出できる2回目走行に出場(1回目走行ではタイム減点1だけで5位だった)。親の七光りなんかではない実力の持ち主。
VIP席のブルース・スプリングスティーンとジェシカ ©RomaCSIO/Simone Ferraro-CONI
2回目走行では障害を大きく壊してリタイアしてしまい、最終成績11位に留まったが堂々1万ユーロ(約122万円)の賞金をゲットした。
ビル・ゲイツの娘、ジェニファー・ゲイツ(23歳)、スティーブ・ジョブスの娘イブ・ジョブス(21歳)も共に名門スタンフォード大学に通う才媛です。ジェシカ・スプリングスティーンはやはり名門デューク大学卒。
フランスのシャンティーイCSI5*の会場で、ビル・ゲイツとジェニファー ©GCT/Stefano Grasso